[ケアビジネスSHINKA論 Vol.861]

ザ・リッツ・カールトン“人財成長の公式”に学ぶ。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

先週金曜日(14日(金))に開催された

“経済財政諮問会議”

においても、

介護分野の規制緩和に向けた検討を進めるよう、

あらためて提言がなされていましたね。

曰く、

「規制改革推進会議と連携し、今後3年間で道筋を
つけるべき」

とのこと。

あちらこちらで議論が為されている

“混合介護”問題、

我々の頭の中でもどんどん思考を進めておいた方が
良いかもしれませんね。

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
■■
■■ザ・リッツ・カールトン“人財成長の公式”に学ぶ。
■■
───────────────────────────────────

●先日、近畿地区の介護経営者様と人材育成について意見交換する機会があったのですが、その際に、世界的に有名なラグジュアリーホテル“ザ・リッツ・カールトン”が採り入れている“人財成長の公式”についてご紹介させていただいたところ、「この視点で見てみると、自社の課題が良く見えます」という、とても実直な言葉をいただきました。この公式、皆様にもご参考にしていただけるのでは?という想いのもと、本日のメルマガでご紹介させていただきます。“(T+F)×I=G”、いわゆる“GIFTの公式”についてです。

● “T”“F”“I”“G”とは各々“Talent(才能、能力)”、“Fit(適所配置)”“Investment(投資)”“Growth(成長)”の頭文字を表しています。この意を当てはめて“GIFTの公式”を日本語に訳すると、およそ次のようになるでしょうか。「才能・能力を持った人を集め、その人の才能・能力が発揮されるような職務(配置)を提供し、更に企業として(育成)投資を行う事で、法人が求めるレベルの人財へと成長する事が可能になる」

●この公式、ザ・リッツ・カールトンのみならず、我々介護事業者にも当てはまる“普遍の内容”だと思います。自社に引きつけて考えてみた場合、皆様の会社では“T(才能・能力)”“F(適所配置)”“I(投資)”のどこが強くて、どこが弱いと考えられるでしょうか?また、弱みを強化するにはどのような施策が考えられるでしょう?働く“ヒト”で中長期的な勝負が決まると言っても過言ではない介護業界、“出来ない理由”を並べるのではなく、あらためて“どうあるべきか?”“どう近付けるべきか?”と考えてみる必要があるのかもしれませんね。

───────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、千葉・本八幡にてセミナー講師を務めます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。