[ケアビジネスSHINKA論 Vol.844]

「現場重視」姿勢について考えを深めてみる。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

先週末の23日(金)、介護保険部会にて、

“ケアマネ利用の一部自己負担化”

“特定集中減算の見直し(廃止)”

等々、ケアマネの在り方に関する議論があらためて
行われたようですね。

9月25日(日)段階ではまだ議論資料がアップされて
いませんが、

恐らく今日の午後ぐらいにはアップされるのでは
ないかと思います。

上記以外には、

“小規模デイに対する総量規制”

“要介護度の維持・改善や介護予防などで成果を出して
いる自治体に対するインセンティブ(財政支援etc)”

等の議論も俎上にあがっているようです。

関心をお持ちの方は是非、ご確認下さいませ。

社会保障審議会 介護保険部会

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126734

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「現場重視」姿勢について考えを深めてみる。
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●先日、首都圏地区の介護経営者と組織経営について意見交換する機会がありました。その際、私の頭の中の引き出しが動き出し、とある大企業が取り組んでいる有名な会議についてご紹介させていただいたところ、「なんか、頭をバットで叩かれたような衝撃です」という言葉をいただきました。今日は、その時にご紹介させていただいた事例を皆様にも共有させていただきたいと思います。ヤマト運輸が30年以上にわたって毎週行っている「経営戦略会議」についてです。

●「経営戦略会議」というと、皆様はどのような参加者をイメージされますでしょうか?一般的には社長を筆頭に、いわゆる“経営幹部”“管理職”まで、とお考えになる方が圧倒的大多数だと思われます。しかし、ヤマト運輸において毎週行われる「経営戦略会議」には、なんと、一般社員(セールスドライバー)も参加し、意見を言うそうです。

●目的は、新たなサービスについて、「現場のアイデア」を聴くこと。“コンビニ店頭での荷物の受け取り”や“電子マネー決済”等の斬新なサービスは、実はこの会議から、しかも、一般社員の意見から生まれたのは有名な話です。

●介護業界においても、“現場主義”をモットーとする経営者は数多く存在すると思います。しかし、「経営戦略会議」と銘打つ会議に、介護職員を参加させる、という取り組みを行っている法人は、ほぼないのではないでしょうか?(あれば是非、お知らせ下さい^^)

●このヤマト社の事例、我々に様々な事を教えてくれている気がします。是非、一度、この短い事例を対照に、自社の今後の在り方について何かスパイスを加えてみることを検討してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一から東京都心で社内全体会議。

その後、夕方17時の打合せのため、

福島県郡山市へ向かい、

終了後、明日の打合せ場所である大阪へ
向かいます(恐らく最終、、、、)。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。