[ケアビジネスSHINKA論 Vol.821]

“忙しい”経営者やリーダーが陥りがちな罠。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

お盆前後ぐらいから、天候が乱高下していますね。

このメルマガを書いている21日(日)の夕方も、

“台風連続上陸”

のニュースがトップにあがってきています。

風害や水害、土砂崩れ等、地域によっては様々な
心配があるのかもしれません。

皆様、くれぐれもお気を付け下さいませ。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■“忙しい”経営者やリーダーが陥りがちな罠
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●先日、関西地区で私のセミナーによくご参加いただいている介護経営者様より、ある相談のお電話をいただきました。そんな中、とても気になることがあり、その内容をお伝えさせていただいたところ、「なんか、グサッときました。でも、とても大事な事なので、一度、真剣に考えてみます」と、とても前向きな反応をいただくことが出来ました(失礼かな、と思いつつ、でもお伝えしてよかったです^^)。今日は、電話の際に私がお伝えさせていただいた内容を皆様にも共有させていただきます。“アクティブ・ノンアクション”という概念についてです。

●“アクティブ・ノンアクション”とは直訳すると「行動的な不行動」。ビジネスになぞらえると、“無意味な忙しさ”“不毛な多忙”などと訳されることが多いようです。毎日を多忙に過ごしており、それなりに充実感を感じてはいるものの、多忙さを理由に(or盾に?)「自社の未来にとって真に有意義な仕事」「自分だからこそ出来る、或いは、組織の成長・発展のために自分こそがやらなければならない仕事」に手を付ける事をせず、どんどん先送りしてしまっている状態、、、「おいおい、他人事じゃないぞ」と感じる方も中にいらっしゃるのではないでしょうか?^^

●断っておきますが、私はこの状態にある方を責めたてたり、糾弾したい訳では決してありません。大事なことは、「今の自分は“アクティブ・ノンアクション”状態だ」と気がつく事、そして、この状態が組織にとって良くない事だ、と理解出来たとするならば、“意志”を持って、現状を変える為のアクションを具体的・計画的に起こしていくことではないでしょうか。

●介護職員は介護職員としての仕事を、リーダーはリーダーとしての仕事を、そして、経営者は経営者の仕事を遂行してはじめて、企業の成長の歯車は噛み合い、回り始めます。今の皆様は(或いは組織は)、“アクティブ・ノンアクション”の罠に陥っていないでしょうか?もし“ドキッ”とされた方がいらっしゃるならば、一度、自身の業務内容・時間の使い方を振り返ってみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝8時から北海道・札幌で打合せが
続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。