[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1365]

「小さな会社ながら、私たちなりの“働き方改革”ですね」~九州地区・某介護経営者からいただいたご感想より~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

21年度の法改正等を視野に、

岡山市が興味深い動きを始めるようですね。

ホント、こういう自治体ってすごいなぁ、

と感じます。

ご関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

訪問介護に成功報酬 岡山市、在宅介護特区で国と合意へ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36502170V11C18A0LC0000/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「小さな会社ながら、私たちなりの“働き方改革”ですね」
■■〜九州地区・某介護経営者からいただいたご感想より〜
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●一昨日にご紹介させていただいた、ロイヤルホストの取り組みに関するメルマガ。「24時
間営業店舗を無くし、営業時間を短縮し(=夜の終了時間を早めた)、本来なら減収になる
ところ、様々な工夫を凝らした結果、増収で着地した」雑駁にまとめるとそのような内容だ
った訳ですが、

●その後、そちらのメルマガをお読みいただいた九州地区の介護経営者(A社長)よりとて
も具体的、かつ、気付き溢れるフィードバックをいただく機会がありました。A社長からい
ただいたこの内容、ひょっとすると他の読者様にも何らかの気付き・ヒントを感じていただ
けるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、A社長からいただいたフィードバックのポイント・概要を皆様にも共有させ
ていただきたく思います。以下、A社長からいただいたメール文の抜粋です。

●「いつもありがとうございます。(中略)さて、昨日のロイヤルホストのメルマガ、私が
抱えている課題をご存知であるかのような内容で、更にその答につながるヒントまでいただ
いたようで、とてもドキドキしてしまいました(笑)。私は今、〇〇県で定員18名の地域密
着デイを経営しています」

●「営業日数は月曜から土曜までの6日間。ただ、土曜日のご利用人数は10名ぐらいしかなく
(しかもジワジワと下がり基調)、かと言って相応の職員を配置しなければならない訳で、ど
うしたものか?と以前より悩んでいました(中略)」

●「そんな中、昨日のメルマガを読んで、「そうか、月曜から金曜までの営業に切り替えて、
各曜日ごとに頑張って2名づつでもご利用者を増やせるように努力すれば、売上維持が可能
なだけでなく、土曜日の職員配置がなくなるのでかえって利益は増えるんだ」ということを
あらためて再確認しました」

●「実際、土曜日出勤のやりくりも他の平日に比べて難しいところもあり、かと言って、土
曜日の営業を止めてしまうのはご利用者やご家族に迷惑をおかけするかもしれず、果たし
てどうなのだろう?と悩んでいたのですが、」

●「地域で土曜日に営業しているデイが幾つもある中、土曜日のサービス提供はそちらの事
業省にお任せする、という割り切りをしてしまってもいいのかもしれないな、と頭の中が整
理出来てきた気がします(中略)」

●「また、それが実現出来れば“土日祝が完全休みの会社”として職員採用にも好影響を及ぼ
せるかもしれません。事実、そのような考えをさわりだけ、「もしこうなったらどう思う?」
と現場職員に少しだけ話したところ、「土曜も完全に休めるようになるなら、もっと頑張れ
る」という向きの返答がかえってきました。げんきんなものだなぁ、と苦笑いする一方、働く
側からすれば確かにそうなのかもしれません(正直、経営者である私もその方が嬉しい(笑))」

●「勿論、今すぐ出来る訳でもなく、半年から1年ぐらいはかかってしまうかもしれません
が、でも、職員と相談しながらその方向へ変われるよう進めていこうと思います。小さな会
社ながら、私たちなりの“働き方改革”ですね(笑)。背中を押して下さったようで、あり
がとうございました」・・・・(A社長、こちらこそありがとうございます!)

●さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心に引っ掛
かりを感じていただけた方は一度、時間を取って、あらためて頭の中を整理してみても悪くな
いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は始発の飛行機で大阪入り。

その後、関西地区での打ち合せ&デスクワーク
を経て、

最終便で東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。