[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1314]

ふとある言葉が頭に湧きあがり、昔の資料を引っ張り出しました^^(2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

夏休みだからでしょう、

最近、空港や新幹線の駅等の出張途上で、

子供連れのご家族の姿を数多く見かけます。

来週はいわゆる

“お盆”

ですね。

地元に帰る方もそうでない方も、

変わらず仕事をされている(苦笑)方も
いらっしゃるかと思いますが、

一つの節目として

“リフレッシュ”

する期間を意識的に設けることは大事なこと
なのかもしれないなぁ、

とあらためて感じた次第です^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■ふとある言葉が頭に湧きあがり、昔の資料を引っ張り出しました^^(2)
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●「学ぶとは何か」というテーマについて、過去にサラリーマンとしてお世話になった会社
の“ファウンダーズ・スピリッツ・マニュアル(=会社の価値観や倫理綱領、行動指針にあ
たるもの)”から抜粋させていただいた昨日のメルマガ。実は他にもう一つ、私自身の頭に
湧きあがり、目を通したくなった言葉がありました。

●と、いうことで本日は、そのもう一つの“私の心が求めた”言葉を皆様にも是非、共有・
ご紹介させていただきたく思います。「学ぶとは何か」に続け、「教えるとは何か」というテ
ーマに関するくだりについてです(以下、私のメモ書きより抜粋。恐らくこちらも原文にほ
ぼ合致していると思われます)。

●「人より少しよく考えて生きてきた人は、しばしば“教える”という立場に立たされる。
ところが、社会科学や人文科学の分野での真理は日々新しい。それらは時代が変われば変化
する面を持っており、また大いに主観的なものでもある」

●「封建制の時代の政治倫理と現代のそれとでは異ならざるを得ないし、信ずる宗教が異な
れば真理さえも人によって異なると言わざるを得ないからである。とすれば、人に何か間違
いのないことを“教える”などということはそもそも不可能なことなのではないか?」

●「自然科学の心理を教えることはできる。自然科学に関しては間違いのない知識(と思え
るもの)を教えることができるように思える。しかし、人間の生き様や社会科学、人文科学
といった分野では何が真実であるかは大変難しい」

●「だから、もし“教える”ということがあるとすれば、それは“誠実に生きていれば、将
来必ず自分の人生に自信がもてるようになる”という希望を語ることではないか?そして
そうなれば周りの多くの人たちと共に心豊かに生活できるようになるという希望を語るこ
とではないか?」

●「人は誰かに何かを教えることはできない。ともに切磋琢磨しながら、自己の価値観を磨
き上げ確立していくことができるだけである」・・・・

●知識やスキル、という領域であれば、恐らく“教える”ということは可能かもしれません。
しかし、“教育”という言葉を仮に“教”と“育”に分けて考えてみた場合、特に“育”的観点に
ウェイトを置いて“教える”ことを考えた場合、この“ともに希望を語る”という言葉の中に、
とても深い意味を見出す事が出来るかもしれないな、という想いがふと、私自身の頭をよぎ
った次第です。。。。

●さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?経営者・経営幹部
である皆様は恐らく、日々、誰かに何かを“教える”立場になられることが多いように思わ
れます。「教えるとは、ともに希望を語ること」今後の教育において、場合によってはその
ようなエッセンスを少し頭に置いておいての対応を検討してみても悪くないかもしれませ
んね(私もそうします^^)。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心でデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。

※お盆休みのため、来週一週間はメルマガをお休み
させていただきます(まぁ、毎日仕事をしない日は
ないですが^^)
再来週の月曜日(19日(月))から再開させていただ
きますので、皆様、宜しくお願い申し上げます!