[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1307]

今後の人財確保・定着に必要なスタンスとは(2)~首都圏地区・A社長との会話から~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

“自己負担3割”

が今月から始まりましたね。

本件に対する通知が先月末に発信されているようです。

既にチェック済の方も数多くいらっしゃるかと思いますが、

もし未だの方は念のため、下記をご確認下さいませ。

http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol671.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■今後の人財確保・定着に必要なスタンスとは(2)~首都圏地区・A社長との会話から~
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●“今後の人財確保・定着に必要なスタンスとは”というテーマで意見交換を行わせていただ
いた、A社長との議論。昨日のメルマガでは、「採用に時間をかけることで、定着率を上げ
る」という論点について、とあるネット記事からの抜粋を含めてご紹介させていただきまし
たが、

●今日はまたもう一つ、別の論点について、同記事からの抜粋を含めて私とA社長で意見交換
させていただいたポイントを是非、皆様にも共有させていただきたく思います。以下、「東京
・大田区の町工場、若者が離職しない会社文化はどう醸成されたか?」という記事からの抜粋
についてです(記事全体のURLは文末に記載させていただきます)。

●「少人数の町工場では、教育に労力や時間を割きにくい。即戦力となる中途の人材を求め
る企業も多い。金属部品の加工や各種装置の組み立てを手がける関鉄工所もその一つだっ
た。今年10年ぶりに新卒社員を採用した。関英一社長は「思ったより戦力になった。今後
もタイミングをみて新卒をとってもいいと思った」と語る」

●「加工を手がける各企業は、図面は同じでも、どの程度の品質を求めるかが異なる。新卒
社員は技術を身につけるのに時間はかかるが、この意識は自然に身につく。他方、中途社員
は技術はあるが、意識を1度変える必要がある。ここに意外と時間がかかるという」

●「関社長は「最終的に技術を“身につけた”といえるまでの時間は変わらないことに気付
いた」と明るい表情をみせる。今後も採用は増えていきそうだ。

●「また同社では、新卒採用が既存社員の教育にもつながっている。直近の先輩が仕事を教
えるため、30代の社員に直属の後輩ができ、モチベーションが上がったという。教えるこ
とで自分の仕事を見直すため、理解も深まる。人材育成という効果も生んでいる」・・・・

●「最終的に技術を“身につけた”といえるまでの時間は変わらないことに気付いた」・・・・
私自身、この手の感想・意見は幾人かの介護経営者の方からもうかがったことがあります。
さて、昨日と合わせた上記記事からの抜粋内容、皆様はどのようにお感じになりましたでし
ょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は、一度、自社の今後を考える上でのエッ
センスの一つとして、心と頭に残しておいていただいても悪くないかもしれませんね。

※参照元記事のURLはこちら

https://newswitch.jp/p/13868

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は群馬・高崎にてセミナー講師を務めさせて
いただきます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。