[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1304]

人財育成に対する興味深いコンセプトをうかがいました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護保険の介護予防と医療保険の保健事業を一体的に
実施するための新たな仕組みを創設する」

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先日の介護保険部会で上記方針が議論・決定されたようですね。

縦割りの垣根を超えて、どのような効果的なモデルをつくりあげて
いくのか?

是非、期待を持って今後の議論を追いかけていきたいと思います。

※詳細の情報をお知りになりたい方はこちら

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000184159_00001.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■人財育成に対する興味深いコンセプトをうかがいました。
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と人財育成について意見交換させていただいた
時の事。「最近、強く意識しているんです」という言葉と共に、とても興味深いお話をう
かがう機会がありました。このA社長の言葉、ひょっとすると皆様の中でも何らかの“気付
き”ご提供出来るかもしれない?という想いのもと、今日は是非、A社長の言葉を皆様にご
紹介させていただきたく思います。“福祉人であると共に企業人たれ”という言葉について
です。

●最近、今まで以上に人財育成に情熱を注いでおられるA社長ですが、その取り組みのコ
ンセプトとして社内にハッキリと示しているのが前述の通り、「“福祉人”であると共に“企
業人”たれ」という言葉。「各々の言葉の意味をどのように捉えて使っていらっしゃるので
しょうか?」と質問する私に対し、A社長は次のように説明して下さいました(以下、A社
長の言葉より抜粋)。

●「福祉人とは、“目の前のご利用者に対し、一切の妥協なく真剣に支援を深掘りし続ける
人”という意味で使っています。一方、我々は個々の力を結集させ、我々が持つ“(顧客や
社会に対する)企て(くわだて)”の実現を目的とした集団、即ち“企業”でもある。この部
分を以て、職員個々に対して“企業人たれ”と敢えて言うようにしているんです」

●「人によっては、「“福祉人”と“企業人”なんて両立しないんじゃないの?」というよう
な意見を言う人もいましたが、もしこれが本当にその人の言う通り“相反”するならば、私
はその法人の中に“ウソ”があるからだ、と捉えるようにしています。この二つを常に両立
させることは、職員だけでなく、私にとっても挑戦なんです。だから敢えて、言葉にする
ことで、会社をもう一段の”高み”へ持っていきたい、と考えています」、、、、

●さて、A社長のこの言葉、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも
心に引っ掛かりを感じられた方は一度、A社長の言葉に対し、思考を深めてみていただいて
も面白いかもしれません。ひょっとするとそのプロセスの中で、皆様の中で未来に向けた
何らかの“気付き”が生まれるかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、千葉・外房地区にて打合せ。

その後は東京都心でデスクワーク&打合せが
続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。