[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1271]

偶然にも3社様から同様の取り組みについてうかがいました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

先日、

“骨太の方針2018”

が閣議決定された情報をお伝えさせていただきましたが、

同日に同じく、

“未来投資戦略2018”

も閣議決定されています。

こちらもご関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai18/index.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■偶然にも3社様から同様の取り組みについてうかがいました。
■■
────────────────────────────────────────

●相変わらず様々な地域の様々な経営者・経営幹部の皆様とお会いし、意見交換させていた
だくことが多い私ですが、最近、興味深い流れだな、と感じる話を偶然にも3社の皆様から
共通してお聞きする機会がありました。その内容とは、「ケアマネ事業所を移転させました
(或いは移転させる予定です」というもの。

●「何故このタイミングで、わざわざコストが余計に発生することをされようとお考えにな
られたのですか?」そんなご質問をさせていただくと、これまた偶然にも3社の経営者様から
下記の通り、同じ内容の回答が返ってきた次第です。

●「原田さんから聞く話を含め、これから我々としては今まで以上にもっと地域に密着して
いかなければならないと考えており、その要となるのがケアマネだと考えています。ケアマ
ネには既存のご利用者のケアプラン作成だけではなくもう一つ別のミッションとして“様々な
地域資源とのネットワーク構築”を期待したいと考えており、そのことは彼・彼女らにも既に
伝えています」

●「そして、そのミッションをどうやって達成するか?その新たなミッションに対する法人
としての本気度をどうケアマネメンバーに示していくか?と考えた時、そもそも、今までと
同じように施設の内側にケアマネ事業所を設置しておくことは適切ではないんじゃないか、
と考えたんです」

●「今までのような“閉じた”立地環境ではなく地域に溶け込み、地域の方がフラッと立ち
寄れるような場所に立地させる方がケアマネにとってもミッションをより遂行しやすくな
るでしょうし、何よりケアマネ自身の意識も変わるのではないか、と思った次第です」

●「確かに今までに比べると余分なコストは多少かかるかもしれません。でも、それによっ
て地域の様々な情報が今まで以上に集まりやすくなり、地域との結びつきをより強化でき
るようになるとするならば、決して割に合わない投資ではないんじゃないか、と思っていま
す」・・・・

●さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?今まで以上に地域に
密着し、いままで以上に地域に開かれた法人づくりを行うために、皆様ならどんな工夫を検
討されますでしょう?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は、一度、時間を取っ
て、具体的に考えてみても悪くないかもしれませんね。

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は神戸市内にて打合せ。

午後は神戸市内でセミナーを行い、

終了後、東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。