[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1220]

非常に示唆深い記事に出会いました(2)。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

4月13日に開催された

“未来投資会議”。

混合介護に関する取り決めについても言及されています。
(当該資料は“資料7”です)

特に訪問介護、通所介護を経営されている方はしっかりと
目を通されることをおススメする次第です。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/health/dai5/index.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
■■
■■非常に示唆深い記事に出会いました(2)。
■■
────────────────────────────────────────

●先週、移動時間に合わせていつも通り、ネット記事を斜め読みしていた時の事。昨日のメ
ルマガ同様、「我々介護業界にとって、非常に参考になる情報が盛り込まれているな」と感
じられるニュースに出会いました。業種は違えど非常に示唆深い内容、昨日に引き続き今日
も是非、皆様にも本記事を共有させていただきたく思います。「廃業寸前からの復活 なぜ
京都の老舗メーカーに世界中から依頼が殺到するのか」という記事についてです。

https://forbesjapan.com/articles/detail/20541/3/1/1

●・・・・如何でしたでしょうか?特に私の心に残った内容は、大きくは2点。一点目は、世界
で最も精巧なウェアラブル製品を開発できる源になったのが、独自技術としての“織り”だ
った、という点です。“糸”という既存の最終製品に頭を奪われるのではなく、それらの製
品を構成している“独自技術”に着目した、という点にとても興味を覚えました。

●上記を私たちの業界になぞらえて考えれば、例えば、“介護サービスは施設の中で提供さ
れるのが一般的(訪問サービスは除く)”という考え方から脱却し、施設内で提供されてい
る介護の“ノウハウ”“エッセンス”の部分のみを抽出→外の世界に持ち出し、それらを従
来の介護サービスとは異なる形で社会に役立て、展開させていく、という事に通じるのもか
もしれません

●そしてもう一つ、強く印象に残ったのが、単価を上げる際の三寺社長の発言。繊維は原価
に対して15%の粗利を乗せるのが常識、と言われる中、「たくさんの利益をいただくからこ
そ、開発とお客様のフォローアップができます。その利益で人と時間を集中してお客様を手
伝ったら喜ばれます。原価ベースではなく、価値ベースで価格設定をしましょう」という考
えのもと、売価を4,5倍に引き上げることを決断された部分です。

●この発言、“適正な利幅を確保できるような単価を顧客に堂々と請求する”という当たり前の
事に対してつい、腰が引けてしまっているような経営者ににとって、或る意味、背中を押して
くれるような考え方ではないか、とも感じた次第です。

●他にも「自分が助けてもらっているのではなく、ミツフジさんという自分とは違う人が助け
てもらっている(≒経営者という“個人”と会社という“法人”は別の存在である)」という下り
の部分等、様々な示唆が含まれているな、と感じる本記事、

●皆様はどの部分で“気付き”を感じられましたでしょうか?少しでも興味を覚えていただけた
方は是非、あらためて熟読の上、思考を深めてみてもいいかもしれませんね(ちなみに明日の
メルマガでも、興味深く感じた記事をもう一つご紹介させていただきたく思います、悪しから
ずご了承下さい^^)

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も昨日同様、

画期的なリハビリテーションサービスを開発されている
企業様との打合せの為、

山陰地方某地区にて仕事。

終了後、東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。