[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1200]

小さいことかもしれないけれど、でも、とても大切なことかもしれません。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

あっという間に、3月の最終週に突入ですね。

これで今年の第1クォーターは終了。

年度初めでもある4月からの第2クォーター、

第1クォーターで得た気付きを活かし、

更に飛躍していきたいものです^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■小さいことかもしれないけれど、でも、とても大切なことかもしれません。
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●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長)と部下の指導方法について意見交換させていた
だいた時の事。話の流れから私自身、過去に上司から教わったある言葉を思い出し、その内
容をお伝えさせていただいたところ、「・・・・うちの会社、いや、私自身にも当てはまる話か
もしれません」という、とても実直な言葉をいただいた機会がありました。

●ひょっとするとこの話、他の皆様にも何らかの気付きを提供出来るかもしれない?との
想いのもと、今日は是非、A社長にお伝えした内容を皆様にもお共有させていただきたいと
思います。「部下を指導する際、〇〇と言う言葉は使うべきではない」という指導について
です。

●「原田、お前が部下に指導や注意をしているのを傍から見ていて一つ、気になる事がある」
上司との定例ミーティングの中でそのような注意を受けた私(まだ30代前半だったかと
^^)。続けて上司は私に次のような言葉を投げかけて下さいました「部下の指導時、“なぜ
(Why)”という言葉を極力使わないようにしてみろ。その代わりに“何(What)”を使う
よう意識してみるんだ」・・・・上司の言葉を続けます。

●「“なぜ(Why)”という言葉は人によっては詰められている、或いは責められている、と
感じる場合もある(実際、この言葉を使っていた当時の私の心の中には部下に対する“詰め”
“責め”の意識がなかったとは言い切れません^^)。そして、そのニュアンスを敏感に感じ
取った部下は咄嗟に“防御”“対立”の構えをつくってしまう。“指導する”という点におい
て、それは完全にNGな状況だ」

●「そうじゃなく、言葉を変えてみろ。今日から“なぜ(Why)”を封印して、“何(What)”
という言葉を使うよう意識してみろ。“なんでこうなったの?(=Why)”ではなく、“こう
なった背景としては何があったと考える?(=What)”」と聞くように意識してみろ。そう
することで部下の思考は“結果”だけでなく“(結果に至るまでの)プロセス”にフォーカ
スが移りやすくなる。ちょっとした小さな事かもしれないけれど、でも、とても大切な事だ
ぞ」・・・・

●さて、上記内容、皆様は如何思われましたでしょうか?「俺は大丈夫。バッチリ出来てい
る」という方は是非、そのまま突き進んでいただければと思いますが^^、少しでも心に引
っ掛かりを感じていただけた方は一度、自分自身、そして自社の幹部陣の発言を振り返って
みても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中~午後まで東京都心でデスクワーク&打合せ。

その後、夕方の便で札幌へ飛び、20時からの打合せに臨みます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。