[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1197]

次のような質問をいただきました「求職者が関心を持つ求人募集の内容って?」

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

「後期高齢者医療制度の保険料、36道府県で上昇」

・・・・

上記のニュースがネット上で挙がっていましたね。

介護保険料も上昇する自治体が多くなる見込みの中、

年金額は据え置きになる様子。

介護経営者・幹部の皆様は、認識しておいた方がいい
情報かもしれませんね。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018031802000132.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■次のような質問をいただきました「求職者が関心を持つ求人募集の内容って?」
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と採用募集について意見交換させていただいた時
の事。「どういう内容を求人募集にのせれば求職者が関心をもってくれますかねぇ?」とい
う非常にストレートなご質問をいただき(それだけ悩んでおられるということだと思います
が)、一瞬、言葉に詰まってしまったことがありました。

●その後、一呼吸置いて自身を取り戻した後^^、「僭越ながら、A社長にはもっと根本のと
ころから見つめていただいた方がいいかもしれない」と考えた私はとある質問をA社長に
投げかけ、そこから議論を拡げたところ、「めちゃくちゃいいヒントをいただきました。
ありがとうございます!」という、とても嬉しい言葉をいただくことが出来ました。

●私がA社長にお伝えさせていただいたこの質問、ひょっとすると同じように求人にお困
りの方々(恐らくきっと、数多くの方々)にもヒントとして活用いただけるかもしれない?
という想いのもと、

●今日は是非、皆様にもA社長にお伝えさせていただいた話を共有させていただきたいと
思います。「法人側と求職者側、どちらが立場が強いか」という内容についてです(少々お
かしな質問であることは百も承知ですが、でも、敢えて考えてみていただければと思います。
尚、私の採用系のセミナーにご参加いただいたことがある方は既にご存知かもしれません
ので、その場合は再確認、或いは“うちの求人募集はその視点に基づいて実際に作られてい
るか?”と点検してみて下さいませ^^)

●「法人側と求職者側、どちらが立場が強いか?」そんなよく分からない^^質問に対し、
A社長はしばらく目をつぶり(恐らく真面目に考えていただいていたのでしょう)、「敢えて
言うならば、、、」と前置きしながら次のような回答をされました「やはり、私は求職者側の
方が立場が強いと思います。何故なら、彼らの方が“選ぶ権利”を持っているからです」A
社長の言葉を続けます。

●「勿論、我々法人側も“選ぶ権利”を持っていることは重々分かっています。ただ、一般
的に求職者は複数企業の面接を掛け持ちしている場合が多く、“この人、いい人だな”“是非
うちで働いてもらいたいな”と感じる方に対しては恐らくどこの法人も同じ想いを抱くと
思うんです」

●「そして、複数の法人から採用決定の通知をもらった場合、“どの会社を選択するか”と
いう最終意思決定はその求職者に委ねられることになる。その意味で考えた場合、求職者
の方がやはり、立場が強いのではないか、と思うのですが、どうでしょうか?」

●なるほど、確かにそのような見方も成立するな、と思いながら、私はA社長に次のよう
な話をお伝えさせていただきました「なるほど、ご尤もですね。極めて納得度の高い視点だ
と感じました。しかし、先ほどA社長からいただいた質問(=どういう内容を求人募集に載
せれば求職者が関心をもってくれるか?)に対する答を考える上においては、」

●「私は逆、即ち、“求職者側より法人側の方が立場が強い”しかも“圧倒的に強い”と捉
えるべきだと思っています。何故だと思われますか?」・・・・その後、私なりの視点からその
理由についてご説明させていただき、そこから議論を再開させたところ、上述のような反応
をA社長からいただいた次第です。

●・・・・さて、上記内容、皆様は如何思われましたでしょうか?同じ様な悩みをお抱えの皆様
にはA社長同様、一度、考えてみていただきたく、今日の私のメルマガはここまでとさせ
ていただきたく存じます。“ひょっとするとこういう理由じゃないか?”もし皆様なりの考
えが固まりましたら是非、私にも共有下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は滋賀・信楽地区にてセミナー講師を務めます。
(あの“狸の置物”の信楽です^^)

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。