[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1197-2]

次のような質問をいただきました「求職者が関心を持つ求人募集の内容って?」(2)。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

島根大病院の栄養管理室長を長らくお務めになり、

現在は大妻女子大学家政学部教授でいらっしゃる川口美喜子氏が

「いっしょに食べよう フレイルを予防し、老後を元気に暮らす
ためのらくらくメニュー」

というレシピ本を発刊されたようですね。

低栄養問題への取り組みをお考えになられているる事業者様に
とっては、

参考になるかもしれませんね。

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/medical/article/402195/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■次のような質問をいただきました「求職者が関心を持つ求人募集の内容って?」(2)。
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●昨日のメルマガで投げかけさせていただいた、「法人側と求職者側、どちらが立場が強い
か?」という問いかけ。特に採用募集に関しては「求職者側より法人側の方が圧倒的に立場
が強い」という視点に立つべき、というところまではご紹介させていただきましたが、その
理由・根拠について、皆様の中ではどのような答が見つかりましたでしょうか?今日はその
続きについてお伝えさせていただきたいと思います。では早速、その答とは、、、、

●「法人側は発信する情報を、自身の意図で自由にコントロールできる立場にあるから」。。。
もっとダイレクトに、或いは斜に構えた表現で申し上げると「法人側は、社内で実際に起こっ
ている(もしくは存在している)不都合な真実を隠し、都合の良い情報だけをピックアップし
て求職者に伝える事すら出来るから」。。。(勘の鋭い方であれば、既にこの段階で本質を掴んで
いただけたのではないでしょうか^^)

●そもそも法人側と求職者側の間には“情報の非対称性(=両社間で保有する情報に大きな
差がある、という不均等な構造)”が歴然と存在しています。また、そうであるが故に、求
職者によっては過去の就職活動において「採用当時に聞いていた話と実際が全然違った」
「あの会社に騙された」という残念な体験をされた方も中には相当数いらっしゃるのでは
ないでしょうか(法人側にも言い分は色々あろうかと思いますが、少なくとも求職者側は
そう感じているかもしれません)。

●そのような経験を経てしまうと、法人が発信する情報に対し、求職者側は無意識の内に
“疑心暗鬼”になってしまうところがあるのも或る意味、やむを得ない事なのかもしれませ
ん。法人としてはそういった事実が厳然と存在することを真正面から受け止め、だからこ
そ「求職者側が信頼・安心できるような情報を届ける」ことを心掛ける必要があるのでは
ないでしょうか。。。

●さて、上記視点を踏まえた場合、皆様はどのような情報発信を心掛けるべき、と思われ
ますでしょうか?長文になり過ぎるのを避けるため、今日も一旦、ここで留めさせていた
だきます。関心をお持ちの皆様は是非、思い思いに自らの考えを整理してみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は東京都心で打合せ&デスクワークが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。