[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1176]

“教育”という言葉について考える。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

最近、ずっと寒い日が続いていたかと思うと、

突然、10度を超えるぐらいの気温になったり等、

寒暖差がかなり激しい状況ですね。
(私が動き回っている地域だけかもしれませんが^^)

こういう寒暖差が最も体調を崩しやすい要因の一つだと
思います。

ご利用者や職員の方々は勿論、

皆様ご自身もくれぐれもご自愛下さいませ。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■“教育”という言葉について考える。
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●昨日のメルマガでご紹介させていただいた、首都圏地区の介護経営者(A社長)との人財
教育に対するやり取り。昨日は意見交換の中から「研修を企画する上で重要な4つの要素」
というトピックスを切り取って皆様に共有させていただきましたが、実はその際にもう一
つ、私とA社長の間で盛り上がった(?)興味深いやり取りがありました。

●特段、明快な答えを導き出すことを目的とした議論ではなかったのですが、それでも「こ
の考え、現状の施策や思考の整理にとても有効な切り口ですね。もう少し社内で突き詰めて
みます」という言葉をA社長にいただき、

●この話、ひょっとすると他の読者の皆様にもお役立ち出来るかもしれない?という想い
のもと、今日は是非、A社長との意見交換時に挙がった本内容について皆様にも共有させて
いただきたく思います。「“教育”という言葉についてあらためて考える」という話題につい
てです。

●“職員教育”“人財教育”等々、私たちの日常にすっかり浸透し、当たり前に使われてい
る“教育”という言葉。しかしこの言葉、よく見ると、“教(=教える)”と“育(=育てる)”
という2文字から成り立っています。そんな中、A社長に私は次のような言葉を投げかけ
させていただきました。

●「“教育”という言葉は“教(=教える)”と“育(=育てる)”に分けることが出来、仮
に、“教育”にはその両側面からのアプローチが必要ではないか、という視点に立って考え
てみた場合、如何でしょう、御社の中にはどのような“教”の仕組み、“育”の仕組みがあ
ると思われますか?」

●その後、上記投げかけに基づいてしばらく現状の社内施策について2人で検討を重ねた
結果、上記「現状の施策や思考の整理には有効な切り口ですね」という言葉と共に、A社長
からは次のような気付きの言葉をいただいた次第です。

●「うちの会社は“教”については色々熱心ですが、それに比べて“育”についてはまだま
だ脆弱ですね。“育”の部分はどちらかと言うと職員任せになってしまっており、せっかく
の“教”投資を有効に伸ばす事が出来ていなかったのかもしれない。ちょっと、アンバラン
スなように感じてきました」・・・・

●さて、翻って皆様に質問です。A社長同様、仮に“教”“育”各々の切口に分けて現状を
見つめてみた場合、皆様の会社では各々、どのような施策が講じられていますでしょうか?
また、そのバランスは適切でしょうか?新卒社員を迎え入れる時期が近付いている会社も
あろう中、少しでも関心をお持ちいただいた方は一度、そのような視点に基づいて自社の教
育システムについて点検してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は昨日に引き続き、終日、介護業界の

“生産性向上”

を後押しするソリューションを開発されている企業様の
全国営業マン研修(第7回)を行います。

昨日お伝えさせていただいた新たな業界・市場情報を踏まえ、

“明日からの営業活動にどう活かすか?”

という具体的なイメージを持っていただくためのワークショップ、

並びに

“ロールプレイング大会”

が中心です。

少しでも有益な“気付き”をお持ち帰りいただけるよう、

私どもも気合を入れて臨みます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。