[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1172]

組織のエネルギーを高める、ある会社の取り組み。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

看護・介護・保育等の女性ワーカーの職場ストレス調査
に関して、

興味深い内容のリリースを発見しました。

あくまで一つの仮説に過ぎないかもしれませんが、

低ストレスな福祉ワーカーと高ストレスな福祉ワーカーの
リラックス方法の違い等、

それなりに説得力があるようにも感じられます。

関心をお持ちの方は、是非、お目通し下さいませ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000018482.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■組織のエネルギーを高める、ある会社の取り組み。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と組織活性について意見交換させていただいた時
の事。「絶対にやった方がいいのに、どうして皆さん、やらないんですかね?」という投げ
かけと共に、A社長が5年前から社内で行っている、ある取り組みについてお話をうかが
う機会がありました。

●「言われればその通りだけど、実際に行えている会社は少ないよなぁ」「でも、それを実
現すれば、確かに組織のエネルギーは高まるだろうなぁ」今日は、私自身もそんな風に感じ
たA社長のお話を是非、皆様にも共有させていただきたいと思います。「社内決算発表会」
という取り組みについてです(以下、A社長の発言から印象に残った事を抜粋致します)。

●「社内決算発表会って、私(A社長)自身が一番緊張するんです。だって、経営側として
は、職員に会社の数値や未来をどう感じてもらいたいか、という一定の意図を持って説明を
行う訳で、そのことがキチンと伝わらないとかえって逆効果になってしまうこともある」

●「でも、当然ながら、経営者の勝手な理屈で現実を歪曲解釈して、「こう思え」「こう理解
しろ」と言っても何の意味がない。だって、説明に誤魔化しや論理飛躍があると、そこは絶
対、職員に透けて見えちゃうし、そういうところに限って人って敏感に感じるものじゃない
ですか(笑)」

●「だから、キチンと筋の通った、誰もが「確かにそうだな」と思える様なストーリーが語
れているか、描けているかが重要になってくる。正直、経営者としてはしんどいプロセスだ
な、と思う部分もたまにありますけど、その思いが正確に伝わった時の組織のエネルギーの
高まりには、何とも言えない快感を感じます。あと、何より、この会を定期的に開くことを
決めて実行してきた事で、私自身、経営者としてすごく成長した気がするんですよね。だか
ら、絶対、おススメなんですけどね」。。。。

●さて、A社長のお話、皆様はどのように感じられましたでしょうか?少しでも“気付き”
を感じていただけた方には是非、今後の自社の組織マネジメントの中でどう取り入れてい
くことが出来るか、具体的に考えてみても面白いかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都内で

“ケアビジネス研究会”

会員向けのビデオ撮影を行います。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。