[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1169]

タクシー運転手さんの言葉にあらためて“気付き”を得ました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

今更ながらの話ですが、

気がつけばもう既に2月に入って1週間が過ぎるんですね^^

“光陰矢の如し”

とはよく言ったものです。

1日1日を大切に、

着実に前進していきたいものだなぁ、

とあらためて感じた次第です。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■タクシー運転手さんの言葉にあらためて“気付き”を得ました。
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●一昨日の日曜日、セミナーの為に和歌山市に前日入りし、駅からタクシーに乗って移動し
ていた時の事。ずいぶん前のメルマガでも近い話についてお伝えさせていただきましたが、
今、このタイミングであらためてお伝えする事も有効かもしれない、という出来事に出会い
ました。

●と、いうことで、本日は是非、私があらためて大事だな、と感じたことを皆様にお伝えさ
せていただきたく思います。「顧客を一括りにせず、個々のニーズに着目すると様々な可能
性が拡がるかも」という話についてです。

●「〇〇ホテルまでお願いします」私の声掛けににこやかな笑顔で答えて下さった60代後
半のタクシー運転手、M氏。感じの良い方だな、と思いつつ、ふと、助手席のヘッドレスト
後部に目をやると、そこにはお名前と誕生日、出身(町名まで)、趣味(読書)と共に、「私
は下記の研修を受講しています」という興味深い内容が。そこには「ママサポート研修」「こ
どもサポート研修」「認知症サポーター研修」「観光タクシー研修」という4つの研修名が記
載されていました。

●その文字を目で追いながら、「興味深い研修内容ですね」と話を向けた私。するとM氏は「あ
~、ありがとうございます」と朗らかに笑いながら、次のような話を私にして下さいました。

●「ママサポート研修は、妊婦のお客様をお乗せするための知識や対応方法を学ぶ研修です。
こどもサポート研修については主に、3歳から12歳までの子供たちを単独で乗せる(共働
き夫婦の子供の習い事を送迎するetc)中で注意すべきこと等について学びました。認知症
サポーター研修では、認知症の高齢者の方々の特徴や対応方法等について学び、観光タクシ
ー研修は月並みですが、和歌山の観光名所の歴史について知識を得ました」そんな説明と共
に、その後に続いたM氏の言葉に私自身、あらためて“気付き”を得た次第です。

●「タクシーに乗っていただく、という意味においては勿論、全てが大切なお客様ですが、
一括りに“乗客”と捉えず、個々のニーズや困りごとに着目すると、安心・安全な移動のお
手伝いに加えて、様々別の“お役立ち”のポイントが見えてきます。このような取り組みを
始めて以降、会社としても新規の顧客が増えているように思いますし、我々としても一人
ひとりのお客様に対する興味が湧いてきて、今まで以上にやりがいが感じられる。面白い
ものですよ」。。。。

●さて、上記M氏の言葉について、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少
しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は「この話を当てはめてみた場合、うちでは
どんなことが考えられるだろう」そんな問いを職員の皆様と共に考えてみても面白いかも
知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、岡山山市内でセミナー。

終了後、明日の仕事場所である広島へ入ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。