[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1168]

興味深い公式をお聞きしました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

先月末、国交省主催にて

“サービス付き高齢者向け住宅に関する懇談会”

が開催されましたね。

特に住宅系のサービスを展開していらっしゃる方は、

目を通しておいた方が宜しいかと思います。

是非、ご確認下さいませ。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr7_000029.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
■■
■■興味深い公式をお聞きしました。
■■
────────────────────────────────────────

●先日、九州地区の介護経営者(A社長)と今後の経営について意見交換させていただいた
時の事。熱心に語ってくださるA社長の表情を拝見しながら、「この内容は是非、メルマガ
をお読みの皆様にもお伝えしたいな」という想いが私の頭の中をグルグルと巡っていまし
た^^

●と、いうことで、本日は、A社長がお話されておられたお話のポイントを是非、皆様にも
ご紹介させていただきたく思います。「これからの介護事業者が意識すべき経営公式」につ
いてです。

●「実は最近、私の中で意識している公式があるんです」最近の市場動向についてひとしき
り意見交換を行った後、A社長は前述の言葉と共に急に話を切り替えられました。その公式
とは、「“客数×客単価÷投入工数(時間)”を追いかけていくことにより、生産性の最大化を
目指す」というもの。

●“客数×客単価”という話については恐らく、聞いたことがある方が大多数だと思います。
しかし、その後ろに“÷(割り算)”を入れる、というのは、当たり前の様でいて意外に見
落としがちな視点かもしれません(事実、そのような指標を設定し、追いかけている会社は、
あったとしても、ごく稀ではないでしょうか)。興味深そうに話をうかがう私を前に、A社
長は更に言葉を続けられました。

●「今後、法改正と共に、客単価の部分は毎回上下していくでしょう。だからこそ、“÷(割
り算”という発想をより意識しなければ、とあらためて考え、最近、職員に対しても意識的
に話をするようになりました。だって、仮に投入工数を10%合理化出来れば、売上が10%
向上した、と考えてもおかしくはないですものね。目指すは“筋肉質”の会社です」。。。。。

●「10年以内に規模を倍にできないのであれば、資金、人、資源の生産性を倍にする目標
を掲げなければならない。生産性の向上はつねに現実的な目標であり、つねに実現可能な目
標である。」経営の神様、ドラッカー博士の言葉です。さて、A社長の話、皆様はどのよう
にお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、
先ずは自社の現況について算出してみても面白いかも知れませんね。

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、和歌山市内でセミナー。

終了後、明日のセミナー地である岡山へ入ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。