[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1158]

こういうたとえ、分かりやすいかも知れませんね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

厚生労働省は先週18日、

4月から適用される各サービスの新たな運営基準について
発表しましたね。

今月中に発表される基礎報酬単位や加算等と合わせて
読まれても宜しいかも知れませんが、

「基準だけでも先に知りたい」

とお感じの皆様は是非、早めに目を通されることを
おススメします。
(76ページにもわたる量なので、関係するところを
かいつまんで読めば宜しいかと^^)

http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol617.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■こういうたとえ、分かりやすいかも知れませんね。
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●先日、北関東地区の介護経営者(A社長)と今後の事業展開の方向性について意見交換さ
せていただいた時の事。A社長も私も互いにコーヒー好き、という共通の趣味のもと、「あ
くまでイメージとして、こんな存在になりたい」とA社長がおっしゃり、私自身も鮮明に
イメージが湧き、共有出来た事例がありました。

●この話、ひょっとすると他の読者の皆様にとっても刺激になるかもしれない?という想
いのもと、今日は是非、その時の事例を皆様にも共有させていただきたく思います。茨城県
ひたちなか市に本拠を持つ、知る人ぞ知る“最強”珈琲メーカー&ショップ、「サザ・コー
ヒー」についてです。

●サザ・コーヒーは茨城県を中心に約10店舗、その他JR品川駅(東京)やJR大宮駅(埼
玉県)、都心の高級住宅街・二子玉川(世田谷区)等で展開されており、全国的に有名、と
いう訳ではないながらも、いわゆる“地域では有名な高級コーヒーブランド”としてのポジ
ションを築いています(私も茨城を訪問する時や品川駅で用事がある時などに、“スペシャ
ルな時用”としてたまに買って帰ります^^)。

●ちなみに前段で“最強”と銘打ったのは決して誇大表現ではありません。それは、昨年に
東京ビッグサイトで行われたバリスタの国内選手権「JBC(ジャパン・バリスタ・チャンピ
オンシップ)」決勝進出者6人のうち3人がサザ・コーヒーの社員だった、という事実をお
伝えすれば皆様にもご納得いただけるのではないでしょうか(ちなみにファイナリスト3人
の記録は長野・軽井沢に本拠を持つ、これまた珈琲の名店、丸山珈琲に次いで大会史上2度
目だそうです)。

●話を珈琲から元に戻します。A社長はサザ・コーヒーをたとえに、次のような話を私にし
てくださった次第です「別に、全国的に知られる必要はない。でも、提供するサービスに対
してはサザ・コーヒー同様、徹底的にこだわり、“あそこのサービスを受けたい”“あそこの
サービスでなければダメだ”と思って、顧客がわざわざ当社を探して来ていただけるような
介護事業をつくりたいんです」

●「このたとえを用いて既に幹部職員にはイメージを語っているのですが、“イメージ・基
準として分かりやすい”と感じてもらえたようで、「では、私たちが“介護業界におけるサ
ザ・コーヒー”になるためには、何をしなければならないか?」というテーマでいろいろ、
幹部職員と話し合いを始めています。いろんな意見が出てきて、結構面白いですよ」・・・・

●さて、上記の話、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?“職員と未来の姿・
イメージを共有する”というのはとても重要なことはご承知の通りですが、A社長はそれ
を、異業種サービス業をたとえに表現・共有されました。皆様ならどのようなたとえを用い
られますでしょうか?“未来をつくる”という重要な使命を持つ経営者・幹部として、一度、
じっくり考えてみても面白いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は東京都心で2件打合せ。

午後はケアビジネス研究会会員様向けの撮影を行い、

終了後は札幌へ移動。

22時から札幌で打合せ(兼新年会)です。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。