[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1140]

このケースから何を学ぶか?(少々不謹慎ながら)

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

先週末の8日、政府は臨時閣議において

“新しい経済政策パッケージ”

を閣議決定したようですね。

この中には今、話題になっている

“勤続年数10年以上の介護福祉士に対する、
月額平均8万円相当の処遇改善”

についても言及されています。

直近の政府の動きとして是非、関心をお持ちの方は
ご確認下さいませ。

http://www5.cao.go.jp/keizai1/package/20171208_package.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■このケースから何を学ぶか?(少々不謹慎ながら)
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●先日、近畿地区の介護経営者(A社長)と雑談交じりに意見交換をさせていただいた時の
事。「いささか不謹慎だけど、あらためていい学びになった」というお話をA社長からうか
がいました。

●このA社長からうかがった視点、きっと参考にしていただけるかもしれないな、という想
いのもと、本日のメルマガで是非、皆様にもご紹介させていただきたく思います。最近、ニ
ュースを騒がせた、こちらの記事の内容についてです。→「ラーメン“幸楽苑”、赤字100
店舗超の崖っ縁~“いきなり!ステーキ”転換で血路は開けるか~」

http://toyokeizai.net/articles/-/199889

●業績低迷に苦しみ、1997年の株式公開以来初の赤字に落ち込むことがほぼ間違いなくな
った幸楽苑ホールディングス。「全店の1割に近い52店を今期中に閉店し、先ずはこのう
ち6店を“いきなりステーキ”のFC店として生まれ変わらせる」という大きな経営判断を
行ったようです。

●当然ながら、この経営判断の良し悪しについて論じることは現時点ではナンセンスだと
思いますが(“結果のみぞ知る”世界ですものね^^)、今回の記事を読まれてA社長が注目
をされたのは、「業績低迷から抜け出すための方策として、“他社ノウハウを活用する”とい
う大胆な経営判断オプションが存在する」という点。この点について、A社長は次のように
お話されていました。

●「自分は何かにつけ、どうしても“自分流”にこだわってしまうきらいがあるんです。そん
な中、“幸楽苑”という大きな成功体験を持った企業ですらもこのような経営判断を下す、と
いう事実に対して純粋に“すごい!”と思ったし、勉強になりました。もしこの記事に出会っ
ていなければ、仮に自分が同じ立場になったとしても恐らく、この幸楽苑のようなアイデア
は思い浮かばなかったと思います。その意味で、とてもいい示唆をいただきました」・・・・・・

●さて、上記A社長のコメントについて、皆様はどのようにお感じになりましたでしょう
か?「自分ならこの記事に対して何を思い、何を吸収するか」少しでも心に引っ掛かりを感
じた方は是非、そんな視点で頭の中を整理してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から福岡県内で打合せ。

終了後、とんぼ返りで東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。