[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1137]

読者の方から、とてもシャープな感想いただきました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

昨日開催された、介護給付費分科会。

今までの法改正議論の“取りまとめ”について
議論・整理がなされたようです。

恐らく今日にも資料がアップされると思いますので、

関係者の皆様は是非、ご確認下さいませ。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126698

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■読者の方から、とてもシャープな感想いただきました。
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●「成長している農家の経営者は“収穫する”ことでなく“食べてもらう=買ってもらう”
ことに最終目標を置いている」そんな話をご紹介させていただいた、今週月曜日のメルマガ。
その後、九州地区のメルマガ読者様(A社長)より、「原田さんが以前、セミナーでお話さ
れいていた内容とも相通じる話ですね」という、とてもありがたく、かつ、シャープな感想
をいただきました(A社長、ありがとうございます!)。

●と、いうことで^^、本日はA社長が“相通じる話”としてリマインドしていただいた内容
を是非、皆様にも共有させていただきたく思います。「自社は一体何業なのか?」というテ
ーマについてです(今日のメルマガではセミナー の中でご紹介させていただく複数事例の
中の一つを採り上げさせていただきます)。

●1932年にアメリカで創業した老舗化粧品メーカー、レブロン。同社を大企業に育て上げ
た創業者、チャールズ・レブソンはかつて、何度も何度も次のように社員に語り掛けていた
そうです「工場において我々は化粧品をつくる。化粧品店において我々は希望を売る」。。。。
もう少し言葉を補足して表現すると、概ね次のようになるでしょうか。

●「顧客である女性は我が社に、単に“化粧品を売ってくれ”と言っているのではない。“も
っと美しくなりたい”という願いのもと、化粧品という“物質”を買うのではなく、自身に
人とは違った美しさや満足感を与えてくれる“希望”を買おうとしているのだ」。。。。

●さて、上記事例を念頭に、翻って、皆様にご質問です。我々介護業界の顧客は果たして本
当に“介護サービス”そのものを求めていらっしゃるのでしょうか?それとも“介護サービ
ス”そのものではなく、“介護サービスを通じて”“異なる何か”を求めていらっしゃるので
しょうか?また、逆算的に考えて、その“異なる何か”を提供する為には、現状の“介護サ
ービス提供”だけで果たして充分なのでしょうか。。。。

●少しでも何かを“感じて”いただけた方は是非、一度、時間を取って“私たちは、本当は
何を提供しようとしているのだろうか?”“自社は果たして一体、何業なのか?”と自問自
答してもいいかもしれません(法改正直前のタイミングだからこそ、有効かもしれません)。
ひょっとするとそこから、未来に向けた新たなブレイクスルーが生まれてくるかもしれま
せんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、大阪市内にて

“関西ケアビジネス研究会”

を開催します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。