[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1135]

ちょっとした工夫で、異なる新たな効果を生むことが出来るかもしれません。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

業界の話題とは何ら関係がなく恐縮
ですが、

先日、何故かふと映画

“奇跡のリンゴ”

が見たくなり、

家内と息子を連れてレンタルビデオ屋さんに
行ってきました。
(実は見るのは2度目です^^)

その中で、あらためて心に残った言葉。

「“笑顔”は、人間だけが持っている、

なくてはならない性能なんだべ。
(津軽弁)

笑わねば!笑わねば!」

・・・・・・

“笑門来福”

という言葉が大好きな私としては日々、

意識していることではありますが、

あらためて

“笑顔を大切にしよう”

と心に誓った次第です^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■ちょっとした工夫で、異なる新たな効果を生むことが出来るかもしれません。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と組織活性化について意見交換をさせていただい
た時の事。「まだ開始して3ヵ月しか経過していないので何とも言えないのですが、でも、
必ず成果につなげられるよう持っていきたいと思います」という、お聞きしていてとても元
気になる話をうかがいました。

●今日は是非、皆様にも何らかの“気付き”を感じていただきたく^^、A社長からうかがっ
た話を皆様にも共有させていただきたく思います。「人に喜んでいただける喜びややりがい
を組織に根付かせるには」というテーマについてです。

●テーマは大きいですが、その仕組みは至ってシンプル。同社では今までも毎月、全職員に
“今月の目標”シートを記入してもらい、月末に上司とその目標達成状況について振り返り
を行う、という仕組みを行ってきたそうですが、

●そのシートの中に“○○が喜ぶ小さな行動目標”という項目を付け加え、従来の流れと同
様、月初に職員自らが記入し、月末に上司と共にその出来映えを確認・評価し合う(5点満
点)、ということを始めたのだそうです(個人的には、“小さな”という言葉を入れたところ
にセンスを感じます^^)。

●ちなみに○○のところは“ご利用者”“ご家族”でもいいですし、“職場の仲間”でも“近
隣住民の方”でも、誰でも構わない、というルールになっており、それは職員各々が自らの
意志で決定するとの事。上司は基本、職員各々が取り組んだ事に対してポジティブな評価を
フィードバックする役割を担っています(=「声には出さないかもしれないけど、きっと、
もし自分が〇〇ならこんなふうに感じていると思うよ」etc)

●「“相手を思い浮かべ、どんなに小さなことでもいいからその人が喜ぶようなことを自ら
の意志で設定すること”“そして、仮にその相手から何も御礼等具体的に見えるものが返っ
てこなくとも、仲間(この場合では上司)がその行動を承認・評価してくれること”この連
続により、サービス業としての楽しみを再確認することは勿論、自らの仕事に対する今以上
の新たな“誇り”“やりがい”を感じてもらえれば、と思っています」”意志”を感じさせる笑顔
でそう私に説明してくださったA社長のお顔がとても印象に残っています。。。。

●さて、上記エピソード、皆様はどのようにお感じになりますでしょうか?以前にもお伝え
させていただいた“朝礼の工夫”等含め、既に行われている日常の中にちょっとした工夫・ス
パイスを埋め込むことで、全く異なる効果が創出出来る。そういうことって、意外に多いよ
うな気もしています。例えば皆様の組織の中ではどのような工夫が考えられるでしょう?一
度、そんな視点で自社の日常の流れを見つめ直してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、兵庫県神戸市にてセミナー講師を務めます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。