[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1129]

自社の新たな展開を考える上で重要な視点。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

22日の介護給付費分科会の資料、

昨日23日にアップされていましたね。

休日返上で、厚生労働省の方々も頑張っていらっしゃる
のでしょう^^

関連のある方は是非、ご確認下さいませ。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000185798.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■自社の新たな展開を考える上で重要な視点。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と今後の事業戦略(主に新規事業)について意見
交換させていただいた時の事。話の流れの中でふと引っ掛かりを感じ、ある会社の事例をご
紹介しながらお伝えさせていただいたところ、「確かに。この考え方を基軸に据えないと、
事業として失敗する可能性が高くなりますね。頭では分かっているんだけどなぁ」という、
とても素直な反応をいただきました。

●A社長のおっしゃる通り、内容的には“誰もが頭では分かっている”“釈迦に説法”的な
ものであるにも関わらず、でも、実際に推進の段になった際には意外にも思考から抜け落ち
てしまうことも多いこのコンセプト、是非、僭越ながら皆様にもあらためて再確認していた
だければ、との想いから、本日のメルマガでご紹介させていただきたく存じます。「メガネ
スーパーの復活戦略から何を学ぶか」についてです(同社経営者である星崎尚彦社長のイン
タビューでとても分かりやすい記事がありましたので、そちらから抜粋・ご紹介させていた
だきますね)。

●「理想のメガネをつくるにはどうしても時間がかかります。「眼に光を当てた時の反射が、
左右とも黒目の中心にきているか」等、詳細に検査する必要がある。あっていないメガネを
使い続けると、眼に負担がかかります。視力の悪化や老眼が進みかねません。」(以降、抜粋
続く)

●「メガネ業界では、安売りが得意なチェーン店に引っ張られ、歴史ある全国チェーンも
次々と価格競争に参加。そんな中、当社の強みは長年築いてきた検査技術、加工技術を使い
「眼や使用用途に合った最適なメガネ」をつくることにあります。」(以降、抜粋続く)

●「私が入社した当時は「今まで30分かかった検査を20分に短縮しよう」といったこと
をやっていました。しかし私は「いや、1時間やりましょう!」と真逆の提案をしたのです。
実はこれが復活のきっかけです。現在では自分専用の最高のメガネをつくるための有料検
査「トータルアイ検査」が大変好評です。」・・・・

●他にも様々“学び”“気付き”につながる内容が込められている本記事ですが、今日はこ
の抜粋のみで止めさせていただきます(ご関心をお持ちの場合は下記リンクより全文をご
参照下さい)。上記抜粋文の内容について、皆様はどのように感じられましたでしょうか?

●企業が生き残りをかけて存続・発展を目指す為には、外部環境を冷静に俯瞰しつつも、
「(その変化の中でも」自社の強みが活かしたどのような展開が出来るか?」を第一優
先に検討する事が、事業の成功確度を高めることにつながることは間違いありません。

●一番危ういのは、「時代の流れ的に~だから、、、」「皆がそう言っているから、、、」
と、重要な意思決定の中に“曖昧さ”“他者依存”の要素を残してしまい、自身の頭で突き詰め
て考えることを怠ってしまう事。例え全体の流れやブームがある方向に向かっていたとして
も、“その方向で果たして自社の強みが生かせるのか?”“果たしてその方向に進むことしか本
当に道がないのか?”と自身の頭の中で“考え抜く”ことが必要なのではないでしょうか?

●介護業界にも色々な流れやブーム(?)があろうかと思います。そんな中、皆様は自社の
強みをどう認識し、どう存続・発展の道を模索するのか?メガネスーパーの事例を念頭に、
あらためて思考or点検してみても悪くないかもしれませんね。

※参照元記事はこちら

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53489?page=2

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は一転、東京都心で朝から夕方まで打合せが
続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。