[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1121]

「現場で創意工夫が図られるような組織を創りたい」とお考えの経営者の皆様へ

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

先週に開催された、介護給付費分科会。

通所介護等、多くの方が関係するサービスに関する
改正の方向性が示されましたね。

特に大規模デイは、或る程度、報酬減が予測できる
ような情報が記載されています。

毎々しつこく申し上げて恐縮ですが、

「へぇ、そうなるんだ」

とぼんやり情報を

“眺める”

のではなく、

「この改正が現実になると仮定した場合、自社として
どのような準備をしておくべきか」

と是非、情報を

“活用”

していただきたく思います。

今週の給付費分科会は15日(水)。

“介護老人福祉施設”

“特定施設入居者生活介護”

“短期入所生活介護”

“認知症対応型共同生活介護”

“認知症対応型通所介護”

が俎上に上がります。

関連の方々は引き続き、要注目ですね。

※介護給付費分科会のURLはこちら

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126698

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■「現場で創意工夫が図られるような組織を創りたい」とお考えの経営者の皆様へ
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と“組織活性化”をテーマに意見交換をさせてい
ただいた折の事。「現場で創意工夫がどんどん図られるような、活き活きとした組織をつく
りたい」というお話をうかがう中、フト感じるところがあり、

●パソコン画面をお見せしながら一つの企業事例をお伝えしたところ、「・・・・とても奥深い
話ですね。恥ずかしながら、もう少し軽く考えていたかもしれない。あらためて自社のこれ
からのあり方を考え直してみます」という、とても素直な反応をいただくことが出来ました。
(決して軽く考えておられた訳ではないと私は思いますが、A社長ご自身、そのようにお感
じになられたようです)

●今日は是非、A社長にお伝えさせていただいた事例を皆様にも共有させていただきたく
思います。ヤマト運輸株式会社が意志を込めてつくられている“逆三角形組織図”について
です(有名な事例なので恐らくご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか^^)。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/corporate/organization.html

●ちなみに、上記組織図に関する解説として、同社HPには次のような想いが書かれています
(以下、HPより文章を抜粋)

●「ヤマトグループの経営上の特徴、それは、「現場こそが経営の中心」という考え方です。
具体的には日々お客様と接しているセールスドライバーの働きこそが生命線である、とい
うことです。」

●「大企業の組織は通常ピラミッド型をしています。頂点に経営陣がおり、底辺に現場で働
く人たち、さらに下には外部の委託先がいるかたちです。ヤマトグループは違います。ヤマ
トの組織図は逆三角形です。」

●「一番上はお客様、その次に位置するのは、最前線で荷物を運び、お客さんと接し、新商
品を開発するセールスドライバーたちです。経営陣は彼ら最前線のバックアップです。現場
に大半の権限移譲を行っています。」・・・・(以上、抜粋終了)

●・・・・如何でしたでしょうか?皆様は同社の組織図、及び、同社の組織図に込められた想い
(信念)について、どのようにお感じになられたでしょう?もし仮に皆様が同社と同じよう
な意志を持ち、同社同様、内外に向けて“宣言””実践”を行っていきたいと考えた場合、一体
どのような環境整備(準備)が必要となるでしょうか?一つのケーススタディとして一度、
時間を取って考えてみても面白いかも知れませんね^^

※お時間のある方は是非、上記抜粋前後の文章も読んでみて下さいませ。かなり興味深い内
容ですし、上記“準備”“前提”のヒント(答の一つ?)となるような情報も含まれていま
すので。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/strategy/page00_05.html

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝一番の飛行機で関西へ移動。

播州地域某地区で打合せを行った後、

大阪へ戻って打合せ。

夜は大阪市内で、打合せを兼ねた会食です。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。