[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1118]

組織を強くする為の“ダブルワーク”、という考え方~一つの示唆として~

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

何だか世間(?)では、

インフルエンザが流行り始めているようですね。

各地の小学校でも学級閉鎖が始まっているようですし、

私事で恐縮ですが、我が息子も風邪をひき、
(幸いインフルエンザではないという診断でしたが)

昨日は珍しく学校を休んでしまいました。

ご利用者や職員はもちろんの事、

皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
(経営者は身体が資本ですものね^^)

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■組織を強くする為の“ダブルワーク”、という考え方~一つの示唆として~
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●先日、九州地区の介護経営者(A社長)と職場の活性化について意見交換させていただい
た時の事。常日頃より偏見・先入観なく物事をゼロベースで思考されるA社長から「原田
さん、ダブルワークってどう思う?」と聞かれ、私見並びにある会社の事例を交えてお伝え
させていただいたところ、

●「どちらかといえば否定的な見解も多く聞かれるダブルワークですが、確かにこの事例の
会社の様なポジティブな見方も出来ますよね。両面からあらためて検討してみる必要があ
りますね」という、とてもシャープなご反応をいただきました。

●今日は是非、一つの示唆として、A社長にお伝えさせていただいた事例を皆様にも共有さ
せていただきたく思います。クイズダービー(古いか^^そういえば篠沢教授が先日、他界
されましたね。ご冥福を祈ります。)やSMAP×SMAPのスポンサーとして有名な企業「ロー
ト製薬」が昨年度から始めている「社外チャレンジワーク」「社内ダブルジョブ」について
です(有名な事例なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね)。
※同社の取り組みの狙い・意義について分かりやすく解説された記事がありましたので、こ
ちらをご確認下さい。

http://toyokeizai.net/articles/-/107508

●・・・・・・如何でしたでしょうか?個人的には記事内の「新規事業への種まきという意味でも、
「健康と美」に紐づく多様な経験を社員にさせるため、副業を解禁することに一定のメリット
がある」「社員が築いた外部人脈が、新規事業への参入のきっかけにもなり得る」「さらに言
えば、社員に多様性を持たせ、自社のビジネスを積極的に多角化したり、技術が応用できる可
能性を広げたりすることで、「有事の際の生き残り」という観点で、強みとなる可能性もある」
という見立てが印象に残った次第です。

●今後、日本の労働人口動態の変化が益々加速する事が明らかな中、我々経営者の思考も時
代に合わせて「柔軟に」或いは「ゼロベースで」変化させていく必要があるのかもしれませ
ん。無論、安直に「導入しましょう」と申し上げるつもりは毛頭ありませんが、ロートの記
事を参考にしつつ、一度、試行を深めてみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は広島市内にて

“中四国ケアビジネス研究会”

を開催。

山陰・山陽・四国地区の介護経営者・幹部の皆様と
介護経営の未来について、

楽しみながら^^ディスカッションしてまいります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。