[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1029]

“何を基準に判断するか”ですね^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

皆様は昨日の豪雨、大丈夫でしたか?

雨が止んでも川の増水等、まだまだ要注意かと
思います。

該当地区の皆様はくれぐれもご注意くださいませ。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■“何を基準に判断するか”ですね^^
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●一昨日、「ストーリーの力を“感じる”」というメルマガを送らせていただきましたが、そ
ちらをお読みいただいた九州地区の介護経営者様(A社長)より、次のようなコメントをい
ただきました。「とても心に響く内容でした。こういう文章に出会う度、いつも“自分でこ
んな文章かけたらなぁ”と思う事が多いのですが、文章下手な私でもこのような文章を書け
るようになるのでしょうか?伝えたい想いは一杯あるのに、、、」今日は、このA社長とのや
り取りを是非、皆様に共有させていただきたく思います。タイトルの通り、「何を基準に判
断するか」というテーマについてです(ちなみにA社長にはやり取りを共有する事、了解
をいただいています^^)。

●上記の質問に対し、私は次のように回答させていただきました。「はい、勿論、勉強&ト
レーニング(量稽古)をすれば、間違いなく文章は上達すると思います。でも、それって、
これからのA社長に必要なスキルですかね?(私)」「どういう意味ですか?(A社長)」(以
降、続く)

●「失礼な物言いであれば大変申し訳ないですが、今からそれだけの時間を費やす価値があ
るのかな?と思いまして。何度も繰り返しそのスキルを使い、それを今後の武器にする、と
いうことであれば理解出来るのですが、もしそうでないならば、どうなのかなぁ、と。こう
いう文章を書きたいとお考えになるのなら、それならいっそのこと、プロのライターさんに
頼んでみては如何ですか?(私)」(以降、続く)

●「でも、プロの方に頼むとお金がかかりますよね。自分の睡眠時間を削って時間を費やす
だけなら、お金はかからないですし」・・・・・・
このやり取り、皆様は如何思われますでしょうか?

●私とA社長との間に横たわる決定的な認識の違い、それは、「A社長の時間に対する価値」
の見方だと思います。A社長は、「自分の時間を費やすならばお金がかからない」と思われ
ている。一方、私は、次のように考えて発言した次第です。

●「A社長は経営者であり、法人の代表として月額○○○万円以上の利益を上げなければな
らず、その達成のためには、A社長は1時間当たり最低〇万円以上の売上を上げなければ
ならない」(以降、続く)

●「その、売上に直結する貴重な“時間”という資源を、“文章力向上”というスキルに費
やす価値があるのかどうかを考えた場合、そのスキルを今、身につけたとしても、未来に亘
って大きな売上を生み出す、“価値ある投資”になるとはどうしても思えない(コピーライ
ター等に転向するのであれば話は別ですが、何と言ってもA社長は介護経営者ですから)」
(以降、続く)

●「ならば、スピード&品質重視で外部の優秀なプロにその仕事を任せ、その空いた時間で
売上や会社の重要事項に時間を活用した方が、投資対効果としてはよほど合理的ではない
だろうか?」・・・・・・

●経営者の中には、「自分はフリー」と思われている方が稀にいらっしゃっています。確か
に社員の皆様と比べると、「日常業務」「時間制約」的にはフリーな方が多いかも知れません
が、“価値創出”という点においては、社員以上に大きな役務を担っている事は間違いあり
なく、だからこそ「自分の時間だからいいや」ではなく、「自らの時間を投資するに値する
行動かどうか」をしっかり吟味する必要があるのでは?と感じる次第です。

●さて、翻って、皆様に質問です。皆様は、1時間あたり幾らの売上・利益を上げなければ
ならない立場にあるでしょうか?少しでも気付きを感じていただけたとするならば、会社
の経営目標から逆算し、一度、明確にしてみてもいいかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は札幌近郊の町で、とあるプロジェクトの一貫として、

研修講師を務めます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。